豊岡市九日市上町(ここのかいちかみのちょう)にある女代神社で「夏越しの大祓い」の神事「茅の輪くぐり」が行われます。
「夏越しの大祓い」は、年末の大祓の儀式とならび半年間のに積み重なった穢れ(体調不良、悩みや病気からのストレスなど)を振り払う神事です。
新しく生まれ変わるという意味合いから「胎内くぐり」とも呼びます。
日 時 | 2025年6月29日(日) 17:00~18:00ごろ キッチンカー17:00~18:30ごろ(予定) |
場 所 | 女代神社(豊岡市九日市上町460) 駐車場あり |
H P | https://meshirojinja.com/index.html |
問合せ | 女代神社 TEL:0796-22-3350 |
「女代神社」は円山川と出石川の合流地点に鎮座しているため昔から度重なる洪水がこの地を襲いましたが、田園の低地にあるはずのこの神社は神威の厚きご加護によるものか社殿への浸水は一度もありませんでした。
水に浮かぶが如くたたずむ神社の姿は「浮島明神」と称えられ災害や厄難を払い、円山川の交通の安全をつかさどる神社として崇敬されてきました。
創立の詳細は不明ですが、平安時代にまとめられた「延喜式神名帳」には全国の神社の一覧が記載されている中に女代神社の記載があり、城崎郡二十一座の式内社の一つで、奈良時代の「日本書紀」にも記載がある由緒ある神社です。
また、ご祭神は「ものづくりの神様」であるタカミムスビの神です。
日本で2番目に誕生したとされる神様で、ものづくりの神様が命を育む女性と重ね合わせられ、
女性守護の神様として崇敬されています。
そのことから安産、育児の神様とされ、多くの方が安産祈願、初宮参り、七五三で参拝にこられます。